プロフィール
江戸時代末期
浦賀に黒船が来航し、坂本龍馬が江戸に来たころ(嘉永六年)より少し前……。
嘉永元年、青梅の地に喜楽屋は仏師として、漆塗師として創業いたしました。
それから、仏教に係ること170年。地域の風習や時代の流れに合わせた仏壇と仏具。
御寺院様より伝えられた宗派ごとのお作法を習知し、現在のような仏壇仏具の専門店になりました。
こんにちは、ディ・アーナ喜楽屋 代表の小山雄大(こやま ゆうた)です。
ディ・アーナ喜楽屋は、仏壇と仏具をネットでの通信販売と、直接お客様にお会いして販売する訪問販売のお店です。
当店は、西多摩を中心に「祈り」と「ご供養」を大切にしながら、現在の生活では、馴染みが薄くなってきている「仏壇と仏具のこと そして仏教」を分かりやすくご案内する会社です。
横文字でも仏教的な名前です
さて仏壇や仏具を扱うお店の「名前」や「屋号」は一般的に「○○仏具店」や「○○堂」だけの純日本風な名前が多いのですが、「ディ・アーナ喜楽屋」という横文字(カタカナ)と漢字から作られています。多くのお客様から「なぜ横文字と漢字なの?」「どんな意味があるの?」と聞かれます。 まずは当社の社名「ディ・アーナ喜楽屋」という社名からご説明をしたいと思います。
「ディ・アーナ」とは古代のインドの言葉
「ディ・アーナ」とは古代のインドの言葉「Di-ana(ディアーナ)」からきています。 その意味は「静か」「瞑想」「精神の安定と統一」「心が静か」という意味です。仏教はシルクロードを渡りその膨大な仏典・お経と共に中国に入ってきます。 それらの仏典・お経は中国語に翻訳されました。
翻訳の時に、全て中国語にしたのではなく、インドの言葉のままのほうがニュアンス的に良いものなどは、その音を漢字に当てました。そのことを「音写」といいます。今でも「Coca・Cola(コカコーラ)」は中国語では「可口可楽」と書きますね。
それと同じように「ディ・アーナ」は、「禅那」「禅定」と音写されました。
中国から日本に仏教が輸入されるときに「ディ・アーナ」「禅那」「禅定」も一緒に入って、 日本では「禅那」や「禅定」は現在「禅」として定着しています。
これが「ディ・アーナ」=「禅」というのが社名の由来です。横文字(カタカナ)でも仏教的な社名なのです。
そしてもう一つ、「Dhyana(ディアーナ)」は別のルートを通りヨーロッパにも輸出されました。 そして同じように翻訳され「Dhyana(ディアーナ)」が「Diana(ダイアナ)」となりました。 意味はもちろん「心が静か」「心が静かな人」となります。 そして「ディアーナモンド」「ダイヤモンド」の語源になっていきます。
当店では、日本語で店名を表すときは「ディ・アーナ喜楽屋」としていますが、ローマ表示の時は「Dhyana」ではなく「Di-ana」としているのは、このような理由です。
次に代表者のプロフィールをご紹介します。
代表者 小山雄大のプロフィール
仏壇と仏具のお店「ディ・アーナ喜楽屋」の代表は私、小山雄大です。
私は東京・青梅の地に嘉永元年から続く「喜楽屋(きらくや)」五代として生まれました。
大学卒業後、コンピュータのソフトウエア会社に入社しました。 当時仏壇屋の息子と言えばすぐに家業を手伝うか、問屋などに修行に出ることが一般的でしたが、畑違いの会社に入社したことは、結構珍しがられました。 (仏壇業界、そして入社した会社でも珍しがられました)
約三年間SEとして働き、その後呼び戻されて仏壇屋で働くことになりました。
さらに仏教を学ぶうち、その周辺も学ぶことにより次のような肩書きで活動もしています。
・仏教研究家
・仏具師
・暦師
・東洋思想研究家
・九星気学風水研究家
・易経研究家
です。
お位牌に書き方があるの!?
はじめてお客様にお売りしたのは「位牌」でした。家業ということもあり販売の仕方は見よう見まねでした。 まずはお客様に位牌を選んで頂き、戒名をお聞きして終わりました。 その後です。 社長に「なぜ先ほどのお客様の宗派と御寺院名を聞かなかったんだ、それと忌明けはいつだ」と怒られてしまいました。
位牌は宗派ごと、さらには御寺院ごとに戒名の書き方が違っていることを、その時はじめて知りました。 宗派や御寺院名が分からなければ正しい位牌が出来ないのです。
さらに位牌は忌明け(四十九日)に使うものですから、納期を決めるために四十九日の日程が必要でした。
調査するぞ
そんなこともあり、位牌に書く戒名の書き方を勉強しようとしましたが、そのような文献はなく。 社内にも文章としてあるはずもなく、社員それぞれの頭の中にあるだけでした。社員のみんなに聞き取りをして、不明なところやあやふやなところは直接御寺院に出向き教えて頂きました。
そして青梅近隣の約80箇寺のデータを揃えました。
仏教や仏壇仏具の勉強を開始
それと平行して、仏壇に使う素材の善し悪し、宗派別・地域別の仏壇の特徴や仏具の並べ方の勉強。 地域差による仏事の違いの研究、お香の研究などを進めていきました。そのかいあってか、お客様の宗派にあった位牌や間違いの無い形式の仏壇仏具をお勧めできるようになりました。
少しずつ喜んでもらえるように……
それから少ししてからでしょうかお客様に 「毎日手を合わせたくなる仏壇と位牌を選んでくれてありがとう」 「あきのこないお仏壇を勧めてくれてありがとう」 と言われるようになりました。
結婚しました!!
さて、そんな私も結婚しました。嫁にお店を手伝ってもらおうと思い、位牌や仏壇・仏具の説明をしたらいきなり
「言っている意味が分からない」
と言われてしまいました。 良く聞いてみると
「仏具はなじみがないから、まず何のために使うか分からない」 「なじみのないものの説明を専門用語を使うから、尚更、わからない」
などでした。
自分ではお客様に分かりやすくお伝えしようと勉強をしていたことが、いつの間にか専門用語の羅列になってしまっていたのです。 それを嫁から指摘されたことは少なからずショックでした。
そんなときにお客さんからも
「この仏具の正式な名前は何なの?」 「この仏具の由来は?」 「この仏具は必要なの」
とのお尋ねを、頂くようになりました。
何かが違う
そのようなことを勉強していくうちに、仏壇仏具業界の変なところが見えてきました。 一つは、形だけを押しつけて内容や由来を説明しないということでした。当時の店でも、そのようなことはどうでも良い、仏壇や位牌を求めて安心する人がいるのだから余計な事を言うなという雰囲気でした。
そしてもう一つ、仏壇のある家庭が時代とともに減少傾向にある反面、寺巡り、神社巡り、パワースポットなどのスピリチュアルなことに興味を持つ若者が増えています。
そのスピリチュアルリズムは、仏教につながっていることが多いですし、現代の認知心理学や脳生理学理論、そして、成功哲学やコーチングなどの考え方も、仏教の教えと共通点が多くみられます。
この共通点こそが今の時代に必要な「心豊かになるノウハウ」と思いました。
この古くて新しい日本仏教を、仏壇業界で広めていないことは、おかしいのではないかと考えました。
「仏教のすばらしさをもっと多くに人にお伝える新しい仏具屋になりたい」と思うようになりました。
リスタート
そのような思いが強くなっていくにつれて、今までの会社が重く感じるようになりました。
それは、老舗であるが故に「今まで通りで良い」「冒険はせずじっとしている」などの考えです。
そこで、ここは一気に今までの会社から、リスタートすことを決意しました。
そして平成27年11月に「おいはい ほとけさま ごくよう ディ・アーナ喜楽屋」を創業しました。
コンセプトは「仏具の販売だけではなく、仏教を通して人々の心が豊かになノウハウもお伝えする」です。
取扱商品
「仏壇と位牌 和の生活 ディ・アーナ喜楽屋」は、仏壇と位牌を主に取り扱いしています。仏壇や位牌をお客様にご提案するときには、それぞれの仏具の由来や成り立ちをご説明するのはもちろん、 ライフスタイルに合ったお祀りの仕方、ご供養の仕方をお伝えしていきます。 そして仏教のすばらしさをお伝えしていきます。
ご注文方法
まずはご注文の前にホームページやブログをご覧下さい。
解らないことや相談したいことがあれば何なりとご連絡ください。
ご連絡方法は・お電話は 0428−22−6983
ホームページはからのお問い合わせは、こちらから! ・ファクシミリでしたら 0428−22−6983にお気軽にどうぞ。
すぐにご注文なさりたい方は、お電話にてどうぞ。
・お電話は0428−22−6983お客様のご自宅へお伺いして、ご相談やご注文を受ける訪問販売もしておりますので、じっくりとお話してから色々と決めたいお客様は、まずはお電話をお願いいたします。
最後に
最後になりますが、ディ・アーナ喜楽屋は仏壇と位牌などの伝統的な世界の研究を長年に渡りして研究して参りました。 そして、仏壇仏具の由来と仏教のすばらしさが分かって参りました。ディ・アーナ喜楽屋ではお客様に最適な仏壇と仏具ご提案するのはもちろんのこと、仏教のすばらしさをお伝えしていきます。
祈りとご供養そして仏教のすばらしさをお伝えする、仏教を通して人々の心が豊かになノウハウもお伝えすることが「ディ・アーナ喜楽屋」の使命です。